公開日:2022-06-07 | 最終更新日:2024-10-18
引越しでバイクの輸送が必要になったり、フリマサイトでバイクを購入してバイクを運んでもらう必要があったり、さまざまなシーンでバイク輸送が必要になります。
ただ、バイク輸送というのがどのようなものか、あまり想像できないという方も多いのではないでしょうか。さらに、どこに依頼すればよいかわからない方もいるでしょう。
今回は2024年4月の最新版のバイク輸送のおすすめ業者14選を紹介します。
さらに、輸送の種類やバイク輸送で気をつけたい3つのポイントも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
バイク輸送には2つのパターンがある
バイク輸送といっても、次の2つのパターンがあります。
- ドア to ドアの輸送
- デポ輸送
それぞれの違いを理解した上で自分に合った方法を選びましょう。
ドア to ドアの輸送
ドアtoドアの輸送とは輸送業者が自宅までバイクを引き取りにきてくれ、送り先まで運んでくれるという方法です。
バイクをどこかに持っていく必要がないので、スムーズに輸送できる方法といえるでしょう。
ただ、ドアtoドアの場合、自宅から送り先まで運んでもらう分、費用が高くなってしまう傾向があります。
利便性は高い分、コストがかかってしまうことを覚えておきましょう。
デポ輸送
デポ輸送とは物流拠点間で輸送を行うものです。
ただ、デポ輸送といっても、厳密には次の2種があります。
- デポ持込
- デポ止め
デポ持込というのは物流拠点までバイクを持込、引き取ってもらう方法です。そして、そこから送り先まで輸送してもらいます。
一方、デポ止めは自宅までバイクを引き取りにきてもらい、送り先近くのデポで保管してもらいデポにバイクを取りに行くというイメージです。
いずれの場合もドアtoドアよりも費用は抑えられるものの、送る側か受け取り側のどちらかがデポまで行かなければなりません。
また、最近はデポ間輸送というものがあり、送り主はデポまでバイクを運び、受け取り側はデポまでバイクを引き取るという方法もあります。
デポ間輸送は移動距離が短く、ドライバーの負担が軽くなることかコストが最も安い輸送方法といえるでしょう。
おすすめのバイクの輸送業者14選
2つのバイクの輸送方法がわかったところで、おすすめのバイク輸送業者を14つ見ていきましょう。
BAS
BASは全国規模のネットワークで離島を含む全エリアに対応したバイク輸送業者です。
大型バイクやトライク、サイドカーにも対応しており、さまざまなジャンルのバイクを輸送できるのが特徴です。
さらに万一に備えた輸送保険にも加入しているのでトラブルにもしっかり対応してもらえます。
見積もり依頼が非常にシンプルなので、すぐにどれくらいの費用がかかるのかわかるのも魅力的です。
ホームページからバイクの情報や出発地、到着地を入力すると担当者から見積もりを提案してもらえるので、どれくらいの費用がかかるのか気になる方も使い勝手がよいといえるでしょう。
■BAS
営業時間 | 9:00~18:00(土曜・祝日は~17:00) |
定休日 | 日曜 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 0120-690-819 |
HP | https://www.bas-bike.jp/ |
I-Line
I-Lineは「早い」「安い」「安心」をコンセプトにした全国対応のバイク輸送業者です。
地域密着プランがあり、東京、埼玉、千葉、神奈川間での輸送であれば特別割引が適用されます。
また、大阪、京都、神戸の関西エリア間の輸送についても特別料金にて対応してもらえるので、お得にバイク輸送を依頼できます。
そのほか、事故車や不動車でも輸送してくれるのがI-Lineの特徴です。
いつもお願いしている整備工場まで持っていきたい場合などに利用できるので、気軽に依頼できるのもI-Lineの魅力といえるでしょう。
リーズナブルな料金設定なので、予算に限りがある方でも依頼しやすいですよ。
■I-Line
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 年中無休 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 048-959-2882 |
HP | https://i-line8.com/ |
ism(イズム)
ism は5,000円~バイクの陸送が可能なバイク輸送業者です。
ドアtoドアの輸送サービスを提供し、オートバイの購入時や引っ越し、指定の工場に修理に出す際などさまざまな場面に利用できます。
要望や予算に合わせたさまざまなプランがあるのもismの特徴です。
例えば、17~22時の受け取りができるサンセットタイムサービスでは、仕事などで夕方以降でないと受け取りができない方から好評です。
さらに北海道や沖縄、九州に送りたい人のために、フェリー便港止めサービスを展開おり、陸送よりも輸送スピードが早いにもかかわらず費用を抑えることが可能です。
■ism
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日曜(営業所)※バイクの陸送業務は可能 |
対応エリア | 対応エリア 全国(離島を除く) |
TEL | 0120—730-126 |
HP | https://bike-ism.net/ |
Red line(レッドライン)
Red lineは独自の輸送ネットワークによる全国エリアに対応したバイク輸送業者です。
また、価格設定もリーズナブルなので費用を抑えたい方にも非常におすすめといえるでしょう。
というのも、Red lineではドアtoドア輸送のほか、デポ間輸送に対応しているのです。
埼玉デポ、大阪デポ、そして福岡デポ間での輸送であれば、通常料金よりも大幅に費用を抑えられます。
もちろん、費用が安いからといって品質が悪いというわけではありません。
Red lineはバイク輸送に特化した経験と実績を備えており、トライクなどの特殊車両の輸送にも対応しているので安心して依頼できるでしょう。
■Red line
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 日曜(夏季・冬季・GWなどの長期休暇あり) |
対応エリア | 全国 |
TEL | 048-782-6064 |
HP | https://www.redline-exp.com/ |
ばいくる
ばいくるの対応エリアは東京・神奈川・静岡・愛知・岐阜(北部は除く)・三重滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山・岡山・広島山口・徳島・香川・福岡・大分・沖縄であり、順次エリアを拡大しています。
また、貨物損害保険に加入しているので万一のトラブルの際も安心できるのが魅力的です。
そのほか、ドアtoドア輸送に対応しているので、デポまで行けない方やデポまで引き取りに行けない方でも気軽に依頼できます。
さらに、スポット便サービスがあり、急ぎで輸送してほしい場合には、即日対応してくれることもあります。
■ばいくる
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 年中無休 |
対応エリア | 東京・神奈川・静岡・愛知・岐阜(北部は除く)・三重滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山・岡山・広島山口・徳島・香川・福岡・大分・沖縄 |
TEL | 06-6654-6823 |
HP | https://bikeru1.jp/ |
ホンダ運送株式会社
ホンダ運送株式会社は自動車輸送やバイク輸送を行っている総合物流会社です。
主に西日本エリアでの輸送を行っており、広島県や山口県、香川県や大阪府、三重県などに拠点があります。
ホンダ運送株式会社では低床ウイング車やバイク専用積載車など、さまざまな種類のトラックを用意しており、迅速かつ安全、さらに的確に輸送できるのが特徴です。
さらにもともと本田技研工業株式会社の新車輸送を行っている会社なので、輸送に関するノウハウを備えているのも特徴といえるでしょう。
安全に配慮した輸送サービスを展開しているので、安心してバイク輸送を任せられる輸送会社だといえます。
■ホンダ運送株式会社
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 土日祝 |
対応エリア | 近畿、中国、四国、一部の九州地方 |
TEL | 072-626-1231 |
HP | https://www.honda-unsou.co.jp/ |
ヤマトホームコンビニエンス
全国各地に対応しているヤマトホームコンビニエンスはドアtoドアのバイク輸送サービスを展開しています。
引越しの際はもちろん、個人間売買での利用や修理・整備目的での輸送にも使用できます。
さらに、専門会社と連携しており、万一の事故の際は専門会社の保険を利用して補償してくれるのが特徴です。
また、インターネットから簡単にどれくらいの費用がかかるのか検索できるのも魅力の一つです。
車両情報や発着地を入力するだけで費用感がわかるので、バイク輸送業者選びの際も役に立つといえるでしょう。
■ヤマトホームコンビニエンス
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 年中無休 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 0120-461-254 |
HP | https://www.008008.jp/transport/car/ |
ニシリク株式会社
ニシリク株式会社は独自の輸送ネットワークで全国輸送に対応しています。
さらに、ドアtoドア輸送だけでなく、デポ間輸送にも対応しているので費用を抑えたい方にもおすすめです。
また、輸送技術や品質が高いのもニシリク株式会社の特徴といえます。
もともと、ニシリクグループではヤマハ発動機の新車輸送を手掛けており、バイク輸送のノウハウ・経験をしっかりと持っているのです。
新車輸送の経験から高いクオリティでバイク輸送を行っているので、大切な愛車の輸送を安心して任せられるでしょう。
また、全国各地に利用可能なデポがあるので、できるだけ費用を抑えたいという方も気軽に依頼できるのもニシリク株式会社の特徴です。
■ニシリク株式会社
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 日曜、祝日 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 0120-06-2469 |
HP | https://nishiriku.jp/ |
株式会社ラン・プロジェクト
全国に対応している株式会社ラン・プロジェクトは個人間輸送だけでなく、イベントやショーなどにも対応しているのが特徴です。
カスタムバイクの輸送や新車の展示会など、全国のイベント会場への輸送を行っています。
サイドカー付き車両や特殊車両、高級車などにも対応しており、どのような車両でも輸送してもらえるのが特徴です。
さらに、貨物保険にも加入しているので、万一の輸送事故にも迅速かつ丁寧に対応してもらえます。
また、イベント会場への輸送のほか、引越し輸送にも対応しているので、個人の方でも利用することが可能です。
これまでに多数の輸送実績があるので、クオリティを求められる方におすすめのバイク輸送会社といえるでしょう。
■株式会社ラン・プロジェクト
営業時間 | 9:00~18:00(土曜は~17:00) |
定休日 | 第1・3日曜 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 0584-47-8518 |
HP | https://www.runproject.jp/ |
ゼロ・プラスBHS
ゼロ・プラスBHSは、北は北海道、南は沖縄まで全国に対応した輸送会社です。
希望の引き取り日や受け取り日を指定できるので、要望に合わせた輸送スケジュールを立てられるのが特徴といえるでしょう
さらに、大阪-東京間を最短3日で輸送してもらえるので急ぎで輸送してもらいたい方にもおすすめです。
また、デポ間輸送だけでなくドアtoドア輸送にも対応しているので、できるだけ手間を省きたいという方にもぴったり。
さらに、創業40年という長い歴史があり、技術の高さはいうまでもありません。
■ゼロ・プラスBHS
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 0120-45-7819 |
HP | https://zero-plus-bhs.co.jp/ |
MTS
MTSは業界最安値水準でバイク輸送を行っている輸送会社です。
ドアtoドアの輸送に対応しているのでデポに引き取りに行くのが難しい方でも安心して依頼できるでしょう。
また、支払い方法を元払い、着払い、現金払い、コンビニ後払い、さらに事前振込などから選べるので自分に合った支払い方法を選べるのが特徴です。
そのほか、輸送前に車両チェックを行ってくれるので、輸送中の傷や破損にも気づきやすいでしょう。
また、ちょっとした書類であれば一緒に運んでもらえるので、個人間売買に必要な書類や点検記録簿などを配送してもらえるのもバイク輸送のMTSのポイントです。
■MTS
営業時間 | 24時間(フォーム問い合わせ) |
定休日 | 不明 |
対応エリア | 要問合せ |
TEL | 06-6105-1891 |
HP | https://mt-s.jp/ |
モトオーク陸送
モトオーク陸送は離島を含めた全国エリアへの輸送に対応しているバイク輸送会社です。
引き取り日や届け日の指定にも柔軟に対応してもらえるので、都合が合わせやすいのもポイント。
また、専門のオペレーターがすぐに輸送スケジュールを教えてくれるのも魅力の一つです。
さらに、デポ間輸送だけでなくドアtoドア輸送にも対応しているのでデポにバイクを取りに行く手間を省くことが可能なので、気軽に依頼できます。
そのほか、雨濡れ防止にも対応してもらえるので大切な愛車をキレイな状態で輸送してもらえるのもモトオーク陸送の特徴です。
■モトオーク陸送
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 年中無休 |
対応エリア | 全国 |
TEL | 0120-45-7819 |
HP | https://transport.moto-auc.com/ |
コネクト
コネクトの輸送対応エリアは北海道や沖縄、そのほか離島を除く全国各地になります。
コネクトでは迅速な対応を徹底しており、LINEから簡単に見積もりを取ることが可能です。
また、デポ間輸送だけでなく、ドアtoドアに対応しているのも魅力といえるでしょう。
さらに、土日祝や早朝、夜間など希望の日時にも柔軟に対応してくれるので、スケジュールが取りやすいのも特徴です。
一般的なバイク輸送会社であれば日時指定ができないのがほとんどなのですが、一方、コネクトであればドライバーがスケジュールを組んでいるので、柔軟に対応してくれます。
そのほか、万一の輸送事故にも保険利用が可能なのでトラブルが起きたときは迅速に対応してくれます。
■コネクト
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 年中無休 |
対応エリア | 全国(北海道、沖縄、離島を除く) |
TEL | 0800-123-5910 |
HP | https://connect-bike.jp/ |
Webikeバイク
Webikeバイクは全国85ヶ所に取次デポネットワークを持っており、北海道から沖縄まで全国対応しているのが特徴です。
さらに、デポ間輸送だけでなく、ドアtoドアにも対応しているのでデポまで引き取りに行くのが面倒という方にもぴったりといえるでしょう。
また、Webikeバイクでは万一の事故に備えた保険に加入しているので、輸送中にできた傷や破損にも迅速に対応してくれます。
そのほか、割引制度を用意しているのも魅力の一つといえるでしょう。
たとえば、カワサキライダーズクラブKAZE会員、JBR=Mメンバーであれば輸送料金から10%割引してくれるのでお得にバイク輸送サービスを利用することが可能です。
■Webikeバイク
営業時間 | 24時間(フォーム問い合わせ) |
定休日 | 年中無休 |
対応エリア | 全国 |
TEL | なし(フォーム問い合わせのみ) |
HP | https://www.webike.net/biketransport/ |
バイク輸送サービスを利用する流れ
おすすめのバイクの輸送業者はわかったけど、、どうやって利用すればよいかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、次のバイクの輸送サービスの流れをご参照ください。
◆見積り依頼
まずは問い合わせや見積もり依頼から始めます。
ドアtoドア輸送かデポ輸送もこの時点で選択します。
◆入金
輸送日時を決めた後は入金を行います。業者によって支払い方法は異なります。
先払いが一般的ですが、後払いに対応している業者もので事前に確認しましょう。
◆バイクの引き取り
引き取り日になったらドライバーにバイクを引き渡します。
ドア to ドアやデポ止めの場合は自宅まで引き取りに来てくれますが、デポ持ち込みの場合はバイクを持ち込む必要があります。
◆バイクの受け取り
送り先にバイクが無事届いたら到着の連絡が入ります。デポ輸送の場合はバイクを取りに行きましょう。
バイク輸送サービスを利用したことがない方も多いかもしれませんが、利用の流れは非常にシンプルです。最近はLINEやメールだけで完結できる業者もあるので、電話連絡を取り合うのが面倒という方でも気軽に利用できます。
バイク輸送で気をつけるべき3つのポイント
個人間売買などでバイク輸送を利用する場合もあるでしょう。
しかし、バイク輸送の注意点を理解しておかなければ輸送業者選びに失敗してしまうかもしれません。
ここではバイク輸送で気をつけるべき3つのポイント
- 繁忙期はゆとりを持って申し込む
- デポ輸送は保管期限に注意する
- 破損した際の補償を確認する
を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
繁忙期はゆとりを持って申し込む
繁忙期はゆとりを持って申し込むのがおすすめです。
とくに引越しシーズンはドライバーやトラックの確保が難しく、希望の日時に対応してもらえない場合があります。
そのため、可能な限り早い段階で予約を取ることをおすすめします。
デポ輸送は保管期限に注意する
デポ輸送の場合は保管期限が設定されているのが一般的です。
というのもドアtoドアと異なり、デポ輸送の場合はデポセンターで一時的にバイクを保管しています。
業者によって保管期限は異なるものの、期限内に取りに行かなければ保管料を別途請求されることがあります。
そのため、あらかじめ輸送業者に保管期限を確認して期限内にバイクを引き取ることがポイントです。
破損した際の補償を確認する
バイク輸送の場合、ほかのバイクと混載で輸送することが一般的です。
また、長距離の場合は高速道路だけでなく一般道を走ることも多く、道路状況によっては不安定な道もあるでしょう。
そのため、輸送中に傷がついたり破損したりするケースもゼロではありません。そのため、万一破損した場合の補償内容を確認しておきましょう。
輸送会社によっては独自で保険に加入しているところもあります。
ただ、場合によっては追加費用がかかったり、そもそも保険を用意していなかったりするところもあるでしょう。
そのため、問い合わせ時に補償について確認するのがポイントです。
まとめ
引越しやフリマサイトでバイクの売買を行ったときにバイク輸送サービスを使うことがあるでしょう。
国内にはたくさんのバイク輸送業者があり、どこに依頼すればよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は「おすすめのバイク輸送業者14選」をテーマに紹介しました。
それぞれ独自のサービスを展開しており、特徴のあるバイク輸送業者です。
コストや輸送内容、補償システムなどが異なるので、予算や要望に合わせてぴったりのバイク輸送業者を選びましょう。