公開日:2018-01-15 | 最終更新日:2024-10-17
米国では中古車を購入する割合が個人売買での購入が80%を占めています。
日本ではまだまだ個人売買による中古車の購入の割合は低いですがヤフオクやメルカリ、ジモティー等のサイトを利用して個人売買で中古車を購入するユーザーが増えています。
これらのサイトはインターネットを通じて全国各地にある、自分の求めている車両を購入することが可能です。
小さな小物の売買と違い中古車を購入した場合、どうやって運ぶのかといった問題が生じます。
そこで個人売買時に陸送業者を利用するメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
陸送業者を利用するメリット
どんなに遠方の車でも陸送業者が運んでくれるので運転が不得意な人でも、他府県にある中古車を購入することができます。
また陸送業者は車検が切れている車でも、仮ナンバーや積載車などを使って輸送するので車検が無い車や整備が必要な車も輸送することが可能です。
遠方に引取に出向いて自走で帰ってくる場合、交通費が往復分掛かってしまいますが陸送業者は専門的に車を輸送しているので常に往復分の運ぶ車両を確保していて、依頼時の輸送料金は片道分で済むことが多い為、金銭的なメリットがあるといえます。
陸送業者を利用するデメリット
陸送業者は輸送料金を安くする為に、沢山の車を一気に運ぶ段取りを組みます。その為、ピンポイントに時間指定が難しい場合や輸送期間が自分で運ぶ場合と比べて、長くかかってしまう場合があります。
また、実際に陸送業者は車を輸送するのが専門のため、現地で車の査定をすることができませんので、到着後に思っていた状態でなかったといったケースも稀ではありますがあるようです。
長距離輸送の場合、車検が通らないような極端に車高が低い車などは大型トレーラーに乗らないため、輸送拒否されたり高額な輸送料金のお見積りが出るようなこともあるので、一般的な積載車に積み込みが可能な最低地上高15㎝がある状態にしておくのが良いでしょう。
まとめ
このように、個人売買で中古車を購入した時に陸送業者を利用するかしないかは時間と見積もり金額、車両状態を総合的に判断する方がいいといえます。
陸送業者に輸送の依頼をする際には出来る限りの情報を伝えるようにしなければ、思った以上の陸送料金を後日請求される可能性もありますので専門のオペレーターと直接話ができる陸送業者に依頼する方がいいといえるでしょう。
車陸送.com 編集部