公開日:2019-11-23 | 最終更新日:2024-10-17
「北海道へ車を輸送する場合の陸送費の目安を知りたい。」
「北海道から他府県へ車を輸送する場合の陸送費の目安を知りたい。」
遠方への引越しや車の個人売買で、北海道まで、または、北海道から他府県へ車を輸送する方の中には、上記のような疑問を抱いている方も多いことでしょう。
今回は、このような疑問に答えるべく、車の輸送方法や、北海道での車の陸送費の目安、輸送時の注意点について解説していきます。
是非、参考にして頂けると幸いです。
北海道へ車を陸送する3つの方法について
まず、車を輸送する方法には3つの方法があります。
- 引越し業者に依頼する
- 自分で運搬する
- 陸送業者に依頼する
それぞれの特徴やメリット・デメリットに触れながら、実際弊社で請け負っている事例を取り上げていきます。
引越し業者に依頼するメリット・デメリット
引越し業者に依頼するメリット・デメリットは以下の通り。
- 引越しをする場合、同時に車の輸送手続きができるので手間がかからない。
- 仲介手数料がかかり、料金が割高になってしまうことがある。
引越し業者に車を運んでもらう場合、比較的手間をかけず済ませることができます。それは、引越しの手続きをする際に、同時に「車を運んでもらう」手続きすることができるからです。
ただ、この際に注意する点は、車の輸送料金です。引越し業者の専門領域は、「荷物を運ぶこと」でして、車の輸送は、提携業者に委託していることがほとんどなのです。
そのため、引越し業者に依頼すると、仲介手数料を取られ、料金が割高になってしまいます。
特に、個人売買時の車の輸送は、陸送業者に依頼するのがおすすめだよ!
料金が割高になっちゃうもんね!
多少料金が高くなっても、手間をかけたくなければ引越し業者に依頼してもいいかもね!
自分で運搬するメリット・デメリット
自分で運搬するメリット・デメリットは以下の通り。
- 近場への輸送なら、費用を抑えることができる。
- 自分で運搬するため、手間がかかる上に事故に繋がる危険性がある。
自分で車を運搬すると、近場なら費用を抑えることができます。それは、ガソリン代と高速料金のみで済むからです。
仮に、北海道から東京都まで引越した場合にかかる費用を想定してみましょう。
約21,360円 【内訳:高速料金10,710円 + ガソリン代10,650円(140円/1L)】
北海道から東京の往路のみで上記の料金。フェリーも利用するので、復路を合わせると非常に高くなる傾向があります。
その上、運搬の手間がかかるといったデメリットや、長距離であれば、運転疲れによる事故なども考えられます。
このような結果から、専門の陸送業者に依頼する方がメリットがありそうです。
陸送業者に依頼するメリット・デメリット
- 陸送会社に連絡して、別で日程調整するので多少手間がかかる。
- 引越し業者に依頼するより料金が安くなる。
- 追加料金を払うことで、住所変更などの必要手続きを行ってくれる。
基本的には、引越し業者のメリット・デメリットと対になります。別で陸送業者に依頼するため、多少の手間はかかるものの、引越し業者に依頼するより安く済むことがほとんどです。
また、業者によりますが、追加料金を払うことで、住所変更などの必要手続きを行ってくれることも嬉しいポイント。用途に合わせて利用すれば、引越し業者よりも便利に利用することができます。
北海道の車の陸送費はどれくらいなのか?【目安】
北海道へ車を運ぶ場合や、北海道から車を運ぶ場合の多くは、フェリーを利用して運ぶことになります。離島扱いになるため、北海道への陸送費は、他府県に比べてとても高くなる傾向があります。
実際に、どれくらいの陸送費になるのか事例を踏まえて以下でまとめていますので参考にしてみてください。
引取場所/お届け場所 | 車種 | 料金(税別) |
埼玉県→北海道 | マツダデミオ | 57,000円 |
岩手県→北海道 | トヨタハイエース | 55,000円 |
愛知県→北海道 | ホンダオデッセイ | 62,000円 |
北海道→神奈川県 | マツダデミオ | 55,000円 |
北海道→福岡県 | BMW 435i | 90,000円 |
北海道→山梨県 | 日産 セレナ | 75,000円 |
その他の実績は、車陸送.comからご覧ください。
※引越しシーズンによる繁忙期や積載車の予約状況によって料金は変わります。
※※市町村によっても料金変動があるので、見積もりを取りましょう
1.積載トラックまたは自走担当ドライバーによる車の引取り
2.引き取った車を最寄のヤードや港等の集荷場まで運搬
3.集荷場等から、大型のトラックまたは専用船に乗せ、到着地の最寄集荷場まで運搬
4.到着地の集荷場から、積載トラックまたは自走担当ドライバーが自動車をお届け先まで運搬
改造車や不動車は割高になるケースがある
【ローダウン車】
ローダウン車とは、「車高を低くするように改造された車」です。
通常の輸送で運べる車高の目安はフロントバンパー・サイドステップ・リアマフラーの下部と地面のと間が15cm以上必要になります。最低地上高が15cm未満のお車の場合、通常のお車とは輸送方法と輸送ルートが異なる為別途お見積りになります。
これは積載車に積み込む際に、ローダウン車だと地面に擦れてしまうので、特別車両で運ぶことになるからです。
【全高2.0m以上の車】
ハイエースなどの全高が2.0m以上ある車は、ローダウン車と同様、陸送方法が通常とは異なるため、料金が割増されるケースが多いです。
場合によっては、料金が2、3倍になることも・・・。ですので、このような全高が高い車も事前に料金を確認しておきましょう。
【不動車】
故障や事故などで動かなくなってしまった自動車は、ウィンチを使用して積載車に積む作業が必要になるため、料金は3倍、4倍になることもしばしば。
不動車を数十万かけて移動させたい人は少なく、この場合は、「廃車」という選択肢に至る方が多くなります。もし不動車の場合は、費用面をよく考えた上で選択しましょう。
なお、廃車をご検討になる方は、廃車買取のハイシャルをご覧になってください。
車の輸送時の注意点
車の輸送をしてもらう際には、注意しなければならないことがいくつかあります。これから挙げる注意点に目を通しておくだけで、業者とのトラブルを避けることができるので参考にしてください。
事前に傷などをチェックする
車の引き渡しの当日は、車両状態(傷の有無)を確認するようにしましょう。外装は輸送中に傷つく可能性もあるので引取に来たスタッフの方と一緒にチェックするようにします。
このとき、ほとんどの業者で、複写式のチェック表を貰えるので保管しておきましょう。
これらに注意しながら陸送業者に愛車を運んでもらえれば、トラブルに巻き込まれる確率もぐっと低くなりますよ。
車内に物を残さない
車内に積む荷物をご報告頂ければ、荷物を載せたまま輸送することが可能なケースがあります。
ただし、割れ物・危険物・貴重品等は載せることができないことがあり、載せることができたとしても、紛失や破損などの責任は取ってもらえないこと多いのでご注意ください。
まとめ
今回は、車の輸送方法や、北海道から(まで)の車の輸送料金の目安、輸送時の注意点について解説しました。
輸送方法は様々ですが、なるべく安く、納得できる金額で輸送したい人がほとんどでしょう。当サイト車陸送.comでは、なるべくお客様へのご負担がないよう務めさせて頂いております。何か不明な点があればお気軽にご相談下さい。