公開日:2020-02-08 | 最終更新日:2024-10-17
「不動車や事故車なら、通常より陸送費用が高くなるのでは?」
「不動車や事故車をなるべく安く陸送する方法を教えてほしい!」
お持ちの不動車や事故車を他府県へ陸送したいと思っている方の中には、上記のような疑問を抱いている方もいることでしょう。
実際に車陸送.comへの相談も多いため、今回は、不動車と事故車の陸送費用は通常よりどれくらい高いのか、格安で陸送する方法についてご紹介します。
陸送を検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動車や事故車の陸送費用は高くなるの?【1.5〜2倍ほど高くなる】
結論からいうと、陸送業者に依頼して不動車や事故車を陸送すると通常の約1.5~2倍程の金額になります。
基本的には、以下3つが基準で陸送費が大きく変わってきます。
- 陸送費は、①車両状態で決まる(自走できるかどうか)
- 陸送費は、②最低地上高の高さで決まる(最低地上高15cm以上あるかどうか)
- 陸送費は、③全高の高さで決まる(車高2.0m以上あるかどうか)
不動車や事故車の陸送が割高になる要因は、通常の積載車では積み込めないため、不動車や事故車専用の積載車を使用することになるからです。
また、タイヤが回らない場合、割高になるどころか陸送依頼に対応できない業者もあります。
「もっと安くできる方法はないか?」と悩まれる方も多いですが、修理して自分で運ぶ方法くらいしか安く済ませる方法はありません。
他にも不動車を陸送する際の注意点が2つ程あるので下記で紹介しておきます。
不動車・事故車が屋根付き車庫に駐車している場合は要注意
タイヤが回らなくなった不動車や事故車は、ウィンチを使って引っ張り上げる方法で積載車に積みます。
お持ちの不動車が屋根付き車庫に駐車している場合、ウィンチで引っ張り上げる作業が困難になるため、不動車を引き上げることができない可能性があるのです。
まずは、陸送業者に状況を伝え見積もりを出してみよう!
車の前か横に2tトラックが駐車できるスペースが無ければ輸送できないことも
車の陸送には、2tトラック程の大きな積載車が使用されます。
不動車の前か横の道幅に2tトラックが駐車できる程のスペースが無ければ、積載車に積み込むことができず引き上げることもできません。
そうなれば、道幅が広い場所に移動させて引き上げることになりますが不動車や事故車であれば押して動かすこともできない状態です。
この場合は、複数の陸送業者に状況を伝えて対応可能か確認する必要があります!
不動車以外でも陸送費用が高くなる2つの条件
実は、先ほど説明した不動車以外にも後述するような条件に該当すれば陸送費用は高くつくので注意が必要です。
車体下部が地面に擦れそうなローダウン車
ローダウン車とは、「車高を低くするように改造された車」です。
通常の輸送で運べる最低地上高の目安はフロントバンパー・サイドステップ・リアマフラーの下部と地面のと間が15cm以上必要になります。最低地上高が15cm未満のお車の場合、通常のお車とは輸送方法と輸送ルートが異なる為別途お見積りになります。
これは積載車に積み込む際に、ローダウン車だと地面に擦れてしまうので、特別車両で運ぶことになるからです。
一度電話等で改造状況を伝え、輸送可能かどうか聞いてみよう!
ハイエースなどの全高2.0m以上ある車
ハイエースなどの全高が2.0m以上ある車は、ローダウン車と同様、陸送方法が通常とは異なるため、料金が割増されるケースが多いです。
これは、車両の全高が高すぎると、一般的に使われている積載車に載らない可能性が高いからです。
特別車両で輸送することになり、場合によっては、料金が2、3倍になることも・・・。なので、このような全高が高い車も事前に料金を確認しておきましょう。
不動車・事故等の陸送費用は高い!「廃車」という選択肢もある
故障や事故などで動かなくなってしまった自動車は、不動車専用の積載車を使用するため、料金が割高になります。
不動車を数十万かけて移動させたい人は少なく、この場合は、「廃車」という選択肢に至る方が多くなります。もし不動車の場合は、一度見積もりを出した上で依頼をするか選択しましょう。
なお、廃車をご検討になる方は、廃車買取のハイシャルをご覧になってください。
まとめ
いかがでしたか?最後にまとめておきます。
・不動車の陸送費用は通常の1.5~2.0倍になることが多い
・不動車が屋根付き車庫に駐車している場合は要注意
・不動車の前又は横に2tトラックが駐車できるスペースがあるか要確認
・廃車という選択肢も検討する
車陸送.comでは、動かなくなった不動車の陸送も承っております。
日本全国対応、値段もリーズナブルでなるべくお客様の負担のないようにつとめておりますので、一度ご相談くださいませ。