車の陸送料金の相場は?料金一覧と安くする3つのコツ

公開日:2019-10-25 | 最終更新日:2024-10-17

中古車の陸送費って結構高いのかな・・・
平均相場ってどのくらいなんだろう・・・。

おそらく、遠方への引越しや個人売買などで中古車の輸送を検討している方は、上記のような疑問があることでしょう。

実は陸送費は、ある程度相場料金が決まっています。

実際に車陸送.comでは、月に3,000件以上もの輸送相談を頂いているので、平均的な相場料金を公開することができます。

この記事では、上記で挙げたような、陸送費のお悩みを解決していきます。この記事を読み終える頃には、陸送費の平均相場や安く輸送する方法が分かります。

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陸送費とは「車の輸送費用のこと」

陸送費
 

陸送費とは、簡単に言うと車を輸送車で運んだときにかかる費用です。引越しや転勤、個人売買で今ある車を別の場所に移動させる際に、陸送業者などに依頼することで陸送費がかかってきます。

納車費用との違いについて

memo

陸送費:陸上で車を輸送するときにかかる費用
納車費用:車購入後、輸送に加え、洗車やコーティング及び点検などにかかる費用

 

弊社(車陸送.com)にも陸送費と納車費用の違いについて、お問い合わせを頂くことがあります。陸送費は、「車を輸送するときにかかる費用」ということだけ覚えておきましょう!

中古車の陸送費の相場は?遠方だと10万円前後になることも!

陸送費は、車両状態や依頼する業者によって変わりますが、ある程度の相場観はあります。また、軽自動車と普通車で価格が大幅に変わることはあまりありません。

距離 陸送費相場 所要日数
近隣(同一都道府県内or隣県)
2〜3時間の距離
 約2~3万円  約2~4日
遠方
5~10時間の距離
 約3~10万円  約4~10日

 

区間 陸送費相場 所要日数
東京・大阪区間  45,000円前後  約4~5日
大阪・福岡区間  50,000円前後  約5~6日
北海道・福岡区間  100,000円前後  約7~8日

 

主要都市の陸送費について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

また、陸送にかかる日数について詳しく知りたい方は車の陸送にかかる日数はどのくらい?【都道府県別表と事例付き】の記事をご覧ください。

中古車の陸送費を安くする3つのコツ

車 陸送費用
 

さて、陸送費の相場価格が分かったと思いますが、「なるべく安く依頼したい」というのが本音ですよね。

以下では陸送費を安くする3つのコツを紹介しています。

自動車を近くの陸送業者の営業所に持ち込む/取りに行く

個人宅から個人宅までの輸送が一般的な中、実は、陸送依頼をする際に、業者の営業所に持ち込むという方法があり、陸送業者によって対応は異なりますが、5,000円程安く済むことがあります。

さらに、時間にも融通が効き営業時間内ならいつでも依頼可!という陸送業者が多いです。

また、納車の際は、陸送業者によって輸送された車を保管しておく営業所(一般的にヤードと呼ばれる)に自身で引き取りに行くことで、さらに安くなることがあります。※ただし、ヤードを持っていない業者のみ対応してくれません。

見積もりをする際に、「ヤード持ち込み、ヤード引き取りは可能ですか?」と聞いてみましょう。

営業所(ヤード)は僻地にあることが多いですが、自宅から近ければ持ち込みでもいいかもしれないね!

時間の融通をもたせる

引越しと同様、自動車の陸送には繁忙期があり、どの陸送業者も2月〜4月が繁忙期となっています。その理由は、引っ越しや、新生活を迎えると同時に、中古車を移動させたり、あるいは手放す方、購入する方が急増するためです。

自動車の輸送担当である陸送業者は、この時期大変忙しくなるため、料金を割高(1.5~2倍)にしている業者もちらほら見受けられます。

また、繁忙期に依頼してしまうと、時間の融通が効きにくかったり、陸送自体を断られたりする可能性もあり、あまりオススメできません。

2~3ヶ月前に予約をすることで、確実に依頼することができる上に、料金を抑えることもできます。

時期をずらしての予約をすることで、料金を抑えることができる上に日程も融通がききます。

繁忙期に依頼するならなるべく早めに予約しよう!

引越しの際は陸送会社に依頼することで安くなる

遠方へ引越しをされる方の中には、引越しと同時に自動車を陸送する方も少なくありません。

こういった場合、引越し業者にオプションで陸送依頼をすることになりますが、料金が割高になってしまう可能性が高いです。

引越し業者があなたの自動車を陸送する場合、陸送車両をチャーターして車両を運ぶことになります。混載便プランにするなどで費用を抑えることもできますが、仲介手数料がかかるため、基本的には個人で陸送業者に依頼するよりも割高な費用がかかってしまう可能性が高くなります。

補足

※混載便プラン:特定の同じ地域や、同じ方面へ複数の自動車をひとつの大型積載車に積み合わせて輸送するプラン。

 

さらに、引越しのピークは2月から4月です。その期間は引越し業者にとって繁忙期のため、この時期の引越しは料金が高く(1.5~2倍ほど)、シーズン加算があります。陸送も例外ではなく、余計に費用が掛かることになります。

このような理由から、引越し業者とは別で、陸送専門業者を探すとコストの削減につながるのでおすすめ!

改造車や不動車は割高になるケースがある!

陸送を依頼する際に気を付けるべきことは、運ぶ車両状態によって陸送費は上下することです。

以下の3つの特徴を持っている車両は、大幅に陸送費が高くなる傾向があるのでチェックしておきましょう。

車体下部が地面に擦れそうな「ローダウン車」

改造車 輸送
 

ローダウン車とは、「車高を低くするように改造された車」です。

 

通常の輸送で運べる最低地上高の目安はフロントバンパー・サイドステップ・リアマフラーの下部と地面のと間が15cm以上必要になります。最低地上高が15cm未満の中古車の場合、通常の中古車とは輸送方法と輸送ルートが異なる為別途お見積りになります。

 

これは積載車に積み込む際に、ローダウン車だと地面に擦れてしまうので、特別車両で運ぶことになるからです。

そのため、一度電話で問い合わせすることをおすすめします。

ハイエースなどの「全高2.0m以上の自動車」

ハイエース 輸送
 

ハイエースなどの全高2.0m以上ある車は、ローダウン車と同様、陸送方法が通常とは異なるため、料金が割増されるケースが多いです。これは、車両が大きすぎると、一般的に使われている積載車に載らない可能性が高いからです。

 

場合によっては、料金が2、3倍になることも・・・。ですので、このような車高が高い自動車も事前に料金を確認しておきましょう。

事故等で動かなくなった「不動車」

不動車 輸送
 

故障や事故などで動かなくなってしまった自動車は、ウィンチを使用して積載車に積む作業が必要になるため、料金は3倍、4倍になることもしばしば。

不動車を数十万かけて移動させたい人は少なく、この場合は、「廃車」という選択肢に至る方が多くなります。もし不動車の場合は、費用面をよく考えた上で選択しましょう。

なお、廃車をご検討になる方は、廃車買取のハイシャルをご覧になってください。

まとめ

今回は、「陸送費」について詳しく掘り下げてみましたが、いかがでしたか?

陸送方法によっても大きく変わる陸送費。なるべく納得いく料金で契約したいところです。

上記の内容を踏まえて、一度業者に見積もりを出して見ましょう。もちろん車陸送.comでも陸送サービスをご提供しています。お客様がなるべく負担の無いよう務めてますので、一度ご相談くださいね。


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